2016年6月21日火曜日

北海道教育大学函館校での「哲学カフェ@はこだて」に参加

「哲学ジャム@函館」を準備しているときに知人から同じような企画があると教えてもらい,昨日参加してきた。自分が開催する前に体験できるというのは大変助かる。基本的に学生が主体となり,授業の一環ということらしいが,学生のみなさんはみな真面目に取り組んでいる様子がうかがえ,気持ちの良いひと時だった。

テーマは「『普通』って何?」「死刑制度について」「あなたが見てるものってホントに正しいの?」「ある朝,虫になっていたら」という4つのテーマから選んで議論するという形。事前には選んだテーマを全体で議論するというイメージだったが,4つのテーマごとにテーブルに分かれて議論するという形式だった。前回の第1回では全体で話したらしいが,なかなか意見が出なかったようで,今回はこういう形にしたそうだ。参加者にもよると思うがやはり「哲学ジャム」の第1回は一つのテーマを全体として話し合ってみたい。

私が参加したテーマは「死刑制度について」「あなたが見てるものってホントに正しいの?」「ある朝,虫になっていたら」の3つ。それぞれのテーマについて「進行役」がいるのだが,哲学的な土俵に持って行くのにかなり苦労しているようだった。すでに哲学的なトピックとして定着していることを論ずるのは,そういう土俵づくりが要らないのですぐに議論に入れるが,「カフェ」の場合はむしろその土俵づくりの方が重要だろう。参加者に共通の,このような議論の場が成立すれば「カフェ」の第一段階は成功と考えていいと思う。できればその次の段階に少しでも進めればいいのだが。

若い人,初めて会う人と議論するということはしばらくなかったし,日常的にはほとんどないので,みなさんの率直な意見が聞けて楽しい時間だった。また話したくなったということは「カフェ」としてはうまくいったということでしょうね。楽しい時間を提供してくれた学生さんたちに感謝します。

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