今回は前回読んだダンテ『神曲・地獄篇』第26歌のオデュッセウスの話について意見を交わそうと考えていたが,参加者が少なかった(主宰者を入れて5名)ので,特にテーマを決めずに話すことにした。『神曲』に関しては,異教徒までキリスト教の観点から断罪されているのは納得がいかないというKさんの意見。そこからキリスト教以前のユダヤ教やエジプトの宗教へと話題が展開し,もともと多神教であったエジプトの宗教はアメンホテプ4世の治世にアテン神を祀る一神教となったが,彼の死後ツタンカーメンの時代にまた多神教のアメン信仰へと回帰したこと,ユダヤ教はモーゼによる出エジプトから始まることなどが話された。ここから現在のエルサレムの状況の話に移り,さらに一神教ではない仏教に宗教戦争はあったのかという話になった。私には専門外の話なので,まとめることもできないが,一向一揆や法華一揆などをみると仏教徒もそれほど平和的とは言えないようだ。不寛容な今の時代に非暴力・不服従を貫いたガンジーの姿勢には見習うところがある。
この日はサッカー・ワールドカップの日本初戦があったのでジャム終了後急いで帰って観戦したが,すでに一点リードし,コロンビアは一人退場になっていて驚いた。今回のワールドカップは少し長く楽しめそうだ。
ということで次回は7月17日(火)に開催予定です。